ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE
第6戦 スーパー耐久レースin岡山
■レース概要
開催場所:岡山国際サーキット
開催日:(Group.1)予選10/25 (土)決勝10/26(日)
■オベロン スポンサーチームの結果
・ST-1 #2シンティアム アップル KTM
| 予選 ST-1 1位3:07.736(合算) 総合7位 A 1:34.609(R) B 1:33.127(曇り/ドライ) |
| 決勝 ST-1 2位 108周(曇り/ドライ) |
ST1~5クラスはクラス毎に休みの大会があります。ST-1は第5戦が休みだったので約3ヶ月半ぶりの大会となりました。前大会はフィニッシュ出来ずシリーズランキングを逆転され、9.5ポイント差のランキング2位で迎えた今大会は是非勝って最終戦の自力優勝につなげたいところです。昨年は雨のタイミングでポジションを落としてしまいましたが今年の天候は大丈夫でしょうか。今回は二つのグループに分かれての2レース。ST-1はST-X/Z/Q/TCRと同じで午後決勝のGroup1。3時間レースのため2回のドライバー交代を含むピットストップが必要で、Aドライバー(アマチュアドライバー)の最低走行時間は60分です。今年も#2シンティアム アップル KTMはプロ1名、アマチュア2名で臨みます。
<10/25 予選>
快晴の木曜、プロがセッティング確認を行い金曜から合流したアマチュアが慣熟をおこないました。ライバルの#47 D'station Porsche 992がトップタイムを記録する中、アンダー傾向だった#2シンティアム アップル KTMはセットアップを進め予選日を前に良いフィーリングを見つける事ができました。
土曜の予選日は夕方からの雨予報、午前の練習走行中に早速一雨ありましたが直ぐに止み、午後のGroup1のAドライバー予選が始まる頃にはコース上はドライに変わりました。乾いていても温度は低めなので慎重にウォームアップをします。4周目からアタック開始、5周目にベストを出すと6周目にライバルが更新、#2シンティアム アップル KTMも6周目自己ベストを記録しますが0.183秒差の2番手。
続くBドライバー予選ではいつも通り計測2周目にトップタイムを出しますが、今回は1周インターバルをいれて2度目のアタックを敢行。ライバルに1秒強の差をつけ、合算でも予選1位につけました。
Bドライバー 加藤選手
最後の方でパラっと来ました。僕がパラっと来たのは最終コーナーだけだったので、まったく問題なく。ただ、路面温度とか気温が低いんで、タイヤに熱が入りづらくて。頑張りすぎてミスもしたりしたんで、最後だけもう1回行かせてもらって、まとめました。熱が入りづらくて、ABSが効き過ぎちゃったので、はい。明日のレースはわからないですけど、レースである以上、確定要素ってないので、しっかり諦めずに頑張りたいと思います。
<10/26 決勝>
決勝の日曜も雨は午前中に上がり、曇り空ですが午後のGroup1はドライコンディションでスタートしました。ただしコース外は濡れている部分もあるので注意が必要です。#2シンティアム アップル KTMはAドライバー、対する#47 D'station Porsche 992はBドライバーで走りはじめました。オープニングラップはトップを守りましたが翌周ポジションを入れ替え懸命に追い、規定の1時間を走り終えるころでもプロを相手に約40秒差におさえています。
スタートから1時間15分たった44周目もう一人のアマチュアドライバーにバトンタッチ、給油にタイヤ交換をしてコースにもどりました。翌周ライバルもAドラバーにかわりアマチュアドラバー対決となりました。その差は50秒前後でしたがこのスティントは雨がぱらつき非常に難しいコンディション、#2シンティアム アップル KTM はMRですが乗り味は比較的マイルドで普通にのれるとはいえ、こういう難しいコンディションではトラクションの強いポルシェが強くて苦戦しました。残り1時間10分となった63周目#2シンティアム アップル KTMはBドライバーを投入し最後の給油とタイヤ交換をして本格的な追い上げに入りました。毎周約2秒ずつギャップを縮めていくと85周目に#47 D'station Porsche 992がもう一人のプロドライバーを投入、ここをタイヤ無交換ですませピット時間を短縮してきました。残り約40分間のプロ対決、手に汗握る攻防でじわじわとギャップを詰めますがここ一番でライバルもスピードを発揮し、約20秒のギャップを残してタイムアップ。2位でフィニッシュとなりました。
大きなトラブルやミスもなく全力でぶつかりましたが力及びませんでした。最終戦まで時間はありませんが爪を研ぎ最後まで諦めずにチャレンジです。
Aドライバー 井田選手
悔しいですね。なにか手を打てば、可能性あったのかもとか、作戦が難しかったです。ちょっとミスもあって。最終戦、頑張ります。
総合優勝は、ポールスタートのST-Xクラス #666 seven x seven PORSCHE GT3Rが序盤にポジションを落としますが中盤に雨がぱらついたのをキッカケにトップを奪取、そのまま逃げ切り今季3勝目。2レース欠場がありますがシリーズチャンピオンを狙える位置につきました。
第6戦応援ありがとうございました。ノートラブル・ノーミスで走り切った結果ですのでまずはライバルを讃え、その上で諦めずに最終戦に臨みます。ライバルは走り切ればチャンピオンですがレースはリザルトが出るまで何があるかわかりません、11/15~16第7戦富士でも全力で走るのみです。引き続きの応援宜しくお願いいたします!
公式リザルト
https://supertaikyu.com/race/files/result/2025/2025r6_fin-gr1.pdf
公式チャンネル
https://www.youtube.com/live/G6wd1m1ExO4
チームレポート
https://www.as-web.jp/domestic/1265260"
