スーパー耐久シリーズ2023　第5戦レース結果のお知らせ

ＥＮＥＯＳ スーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE
第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race

■レース概要
開催場所：モビリティリゾートもてぎ
開催日：2023年9月2日(土)~3日(日)

■オベロン スポンサーチームの結果
・ST-1

＜9/2予選＞
第３戦終了時点でランキング２位のライバル＃47 D'station Vantage GT8Rとのポイント差はわずか9.5ポイント、油断せず予選からしっかりポイントを狙って行きたいところ。土曜の予選は９月とは言え真夏の様相、路面温度も非常に高い為コンディションの変化も難しいタイムアタックになりましたが、Aドライバー予選は粘り強くタイムを積み上げ目標タイムをクリアしてトップタイム、Bドライバー予選ではAドライバーからのフィードバックでセッティングをさらに詰めタイムアップに成功、両ドライバーともにトップタイムで３戦連続のポールポジションを獲得。Dドライバー予選では長めに走り、明日の決勝に向けたバランスの確認もきまり好感触を得ています。

＜9/3決勝＞
陽炎の立つ厳しい日差しの中、11時14分決勝がスタートしました。慎重に走り始めた#2シンティアム アップル KTMを尻目にオープニングラップで＃47 D'station Vantage GT8Rが220kmを越えるスピードを生かしトップに立ちますが、あわてずギャップをコントロールしながら序盤を走りました。ペースが落ち着いてきた13周目満を持して#2シンティアム アップル KTMが前にでるとその後はコンスタントに１周約0.5秒ずつギャップを広げていきます。
さらに29周目＃47 D'station Vantage GT8Rが他クラスの車に接触されFCY（フルコースイエロー）が出ました。偶然にもその時#2シンティアム アップル KTMは１回目のピットイン中でフルサービスを受けている所で、結果的に大幅にロスタイムを減らすことに成功しました。＃47 D'station Vantage GT8Rもすぐにピットインしますが通常のピット作業に接触の修復時間もくわわりコースに戻ったときには２位にポジションダウン。トップの#2シンティアム アップル KTMと１ラップ差がついていました。
ブレーキや燃費をいたわりながらもハイペースの周回でマージンを広げ、61周目レース折り返しを前に２回目のピットストップを行い＃47 D'station Vantage GT8Rとは同一周回になりましたがトップのままコースに復帰。89周目に3回目のピットストップでもトップのままコースに戻りますが、レース残り時間は長くもう一度給油に戻らなければなりません、はたして残り40分となった120周目に給油とタイヤ交換を済ませましたがトップを守ることができ、逆に＃47 D'station Vantage GT8Rは最後のピットを消化すると再び１周の差がついていました。
終盤も大きな問題無く、無事に５時間のレースを走り切りチェッカー、#2シンティアム アップル KTMが３連勝を飾りました。今回は後半の２スティントをA-C二人のアマチュアドライバーが好タイムで逃げ切りシーズン終盤に向け良いムードで締めくくれた模様です。

総合優勝は、ST-Xクラスの♯31 DENSO LEXUS RC F GT3が大きなトラブルもなくポールトゥウイン、今まで後一歩のところで勝利を逃していただけに喜びもひとしお。RC F GT3としてもスーパー耐久初優勝となっています。

第5戦応援ありがとうございました。練習走行から回り道することなく決勝に向けて突き進むことが出来、非常に良い流れで決勝を闘う事が出来た模様です。シーズン終盤にむけ、この流れを手放すことなく挑みたいと思います。第6戦は10/２1～22の岡山での３時間レースです。季節はだいぶ進んでいると思います、次回も応援ヨロシクお願いいたします！

公式リザルト
https://supertaikyu.com/race/files/result/2023/2023r5_fin.pdf
公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=pTJBgN0BWM4&t=25864s

■ST-1決勝(Rd-5 MOTEGI)