ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE
第4戦 SUGOスーパー耐久4時間レース
■レース概要
開催場所:スポーツランドSUGO
開催日:2025年7月6日(日)(Group.1 予選・決勝)
■オベロン スポンサーチームの結果
・ST-1 #2シンティアム アップル KTM
| 予選 ST-1 1位1:25.888 総合4位 Q1 1:24.836(R) Q2 1:25.888(晴れ/ドライ) |
| 決勝 ST-1 DNF 50周(晴れ/ドライ) |
今年開業50周年を迎えたスポーツランドSUGOでは開幕前にインターナショナルレーシングコースの全面再舗装が行われ、全体的にグリップが上がりコーナリングスピードも上がっているようです。ハンドリングマシンの#2シンティアム アップル KTMと相性の良いコースで、前半ハイポイントコーナーまでをロス無くまとめてダイナミックな高速セクションにつなげて行きます。ただ向上した限界に惑わされるとグリップが急に抜けることもあるようで注意は必要のようです。
参加台数の多いスーパー耐久(第4戦全エントリー43台)はコンパクトなここSUGOでは今年も2グループに分け、それぞれ土曜と日曜に予選・決勝を行いました。#2シンティアム アップル KTMのST-1はGroup.1で日曜開催、一緒に走るのはST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-Q、全5クラス21台です。
今回は2回のドライバー交代を含むピットストップが義務づけられています(均等の場合80分3スティント)。またAドライバーの最低走行時間は60分。
このコース得意なのですが昨年はエンジントラブルがあったり、FCYのタイミングで勝機を逃す年もあったりと油断の出来ない大会でもあります。
<7/6AM 予選>
木曜からプロドライバー2名のチェック走行で走り始めた#2シンティアム アップル KTMは順調にプログラムを消化、金曜にアマチュアドライバー2名が合流し走行距離を伸ばしますがこの日は途中から雷雨で若干消化不良。土曜は走行無しで日曜に備えました。
通常はA・Bドライバーの合算タイムで予選順位を決めますが、ここSUGOではノックアウト方式。Q1はBドライバーのタイムでAとBに分け、Q2A組のタイム順で上位がきまり次にQ2B組がタイム順で決まる。ST-1は2台なのでQ1でA(Q1・1番手)に入ればほぼポールとなります。果たして8:40から始まったQ1で#2シンティアム アップル KTMはコースレコードでQ2Aに進出、Q2でタイムを残すだけで良いところですがライバルの#47 D'station Porsche 992を大きく上回るタイムでポールポジション獲得、2ポイントをゲットです。
予選 Aドライバー 井田選手
今回はいつも予選のやり方が違ったんですが、台数少ない分、思ったよりちゃんと走れる感じで、あんまり引っかかることなく、みんな走れていた感じですね。そういう意味で、台数少なくて良かったです。もうちょっと行けた感じはあるんですが、まぁ、十分それなりに頑張れたから、いいと思います。
あと決勝は、そうは言ってもポルシェとは本当に僅差なんで、最近はどこも気を抜けないから、大変です。勝ちた〜い、今度は! 本当に消耗戦です、どこまで頑張れるか、なんで。
<7/6PM 決勝>
予選から約2時間半いつもより駆け足でレースがスタート、#2シンティアム アップル KTM、ライバルともにプロドライバースタート。オープニングの1コーナーで並びかけられますが慌てずポジションをキープ、その後は接近戦になることはなくじわじわとギャップを広げていきました。10周で2.5秒、20周で6.2秒、30周では12秒、40周目にはファステストを記録していました。スタートから66分少し早めのタイミングでピットイン、やはり燃費の関係で4スティントが予想されます。Aドライバーに交代しライバルとは同一周回でコース復帰。1.5秒ほど速いペースで挽回していた50周目、なるべくスムーズに繋いでいきたいS字コーナーでタイヤカスに乗ってしまいコースアウト、出口側のバリアにヒットし下回りの損傷の疑いでコース外へ運ばれてしまい残念ながらリタイアとなってしまいました。
決勝 Dドライバー 吉本選手
今回、僕がスタートを担当して、思っていたより離せましたね。序盤、バックマーカー出てくるまでは、たぶん2〜3秒ぐらい、6秒ぐらいまで行ったのかな? そこからバックマーカー出てからは、さらに差を広げられましたね。クラッシュしちゃって、ダメージの状態がわからなかったんで、そこに留まってしまったようなんですけど。今回ノーポイントだったので、ちょっとチャンピオンシップについては、相手にトラブルない限り、厳しいかなという感じになってしまいました。
総合優勝は、ST-Xクラス#777 D’station Vantage GT3が終盤の接近戦を制し、ポールトゥウインで今季初優勝。ST-1でも同チームの#47 D'station Porsche 992が勝って初のWウインとなりました。
第4戦応援ありがとうございました。チャンスはあったと思うのですがこれもレースです、ランキングも残り2戦(R6/R7)で9.5ポイント差の2位へ後退。背水の陣となりましたがまだチャンスは残されています。皆様ご存知の通りレースは最期までわかりません、チャレンジャーの気持ちでチーム一丸となり終盤戦に臨みますので、10/25~26第6戦岡山にて引き続きの応援宜しくお願いいたします!
公式リザルト
https://supertaikyu.com/race/files/result/2025/2025r4_fin-gr1.pdf
公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=zwWcYma4fzg
チームレポート
https://www.as-web.jp/domestic/1231208"
