ENEOS スーパー耐久シリーズ2026Empowered by BRIDGESTONE
第2戦 SUZUKA 5時間レース

■レース概要
開催場所:鈴鹿サーキット
開催日:予選4/18 sat 決勝4/19sun

■オベロン スポンサーチームの結果
#2シンティアム アップル KTM

Race1予選 ST-1 1位 総合5位 4'13.497(A+B合算タイム)(晴れ/ドライ)
決勝 ST-1 2位 総合6位131周(曇り/ドライ)

スーパー耐久のST-1~6のクラスのチャンピオンシップは各クラス1大会休みが決められている(ST-1は第6戦岡山が休み)ため全大会(6大会)のポイントで争われます。ST-1クラスは2台のマッチアップなので完走できればポイント差はあまり開かないのですが、逆にノーポイントを挽回するのは難しい構造です。何であれチームはベストを尽くすとともに、チャンスを逃さない為の準備に余念がありません。今大会は3回の給油を伴ったピットインが義務づけられています。Aドライバーは75分以上のドライブが必要です。鈴鹿は#2シンティアム アップル KTMにとって相性の良いコース、地の利を活かしてライバルの前でフィニッシュしたいところです。

<4/18 予選>
開幕の2連続リタイヤからあまり時間はありませんでしたがしっかり対策を施し、木曜の特別走行枠でトラブルの解消を確認。万全の体制でレースウィークに突入しましたが金曜にアクシデントが発生してしまいました。
午後のS耐専有走行でST-Xの車輛にデグナーの進入でコース外に弾きだされ、ガードレールにフロントをヒットし大破してしまったのです。ドライバーは無事でしたが車のダメージは大きく、カウルはもちろんアンダーパネルから足回りまでの修復です。幸いモノコックが無傷であったためしっかりと直すことができ、予選日朝のフリー走行から元気な姿をコース上で披露することができました(フロントはカーボン地のままですが)。
午後の予選では、アクシデントで走行機会が減ってしまっていたことを感じさせない走りで、2周のウォームアップ後の1アタックでA/B両ドライバーともあっさりトップタイムを叩き出し予選1位獲得。2戦連続のST-1クラスポールポジションです。

予選 渡邊エンジニア
昨日、ぶつかった時の状況ですか? ちょうどデグナーの手前で右からST-Xが来て、で、うちは動画積んでいるので、向こうにも渡したんですけど、横に並んで、たぶん向こうはそのままデグナー1だったので、こう入りたかったんでしょうね、内側に寄っていたから。うちはまだ抜き切らずに外に来たので、うちの車はドンと、そのまま外に弾き出されちゃったという状況です。前はほぼ全損みたいな感じです。前まわり、これストラクチャーが着いているんですけど、フロントアンダーパネル、カウル類、全部換えました。換えて、足回りも全部換えたという感じです。アライメント自体も部品組みつけた段階で、ほぼ変わらない状態だったので、だからモノコックの方が壊れていなかったので、そのへんはきっちり直っていると思います。ぶつかり方が変に斜めに入って足回りがもげちゃうとか、そういうのではなくて、真っ直ぐドンとぶつかったのでストラクチャーが壊れて、アンダーパネルとかカウルは壊れちゃいましたけど、大丈夫そうです。足回りの部品もあったので、一応、念のためにひととおり、ごっそり前の足回りは換えちゃった感じですね。ドライバーはみんな乗れていそうで、そこは問題なさそうです。
うちの場合は、それ(前回の2戦連続DNF)がすべてですね。トラブルを出さないで、きっちり最後まで走る、なんていうんだろう、速く走ること以外、個人的にはまず、それです。うちはもう2回リタイアしちゃうと自力でチャンピオンはないので、彼ら(47号車)がずっと2位でゴールしちゃうと、それでチャンピオンなので、まずはレースやる上でトラブルなく最後まで自分たちのレースができるかってことが、まずチャンピオンどうこう言う前に、課題じゃないかなと思っています。

<4/19 Race1 決勝>
日曜は12時のスタート前には気温20℃を越えじんわり汗ばむ陽気となりました。オープニングラップから快調にトップを走る#2シンティアム アップル KTMは、最高速ではライバルに一歩及びませんがラップタイムは毎周上回り10周で14秒と順調にギャップを築いていきました。
1時間を過ぎて33周目に1回目のピットインをしますがトップのままコースに戻れています。ライバルも32周目にピットを終えており共にAドライバーに交代しています。#2シンティアム アップル KTMは引き続きペース良く、スタートから2時間少々経過した60周目にはピットタイミングの関係もあり1ラップほどにギャップを広げ順調にレースを進めていました。しかしこの後歯車がずれ始めるのです。
レースも折り返しを迎えようかという66周目に給油のみのピットインをしますが順位の変動はありません。しかし前後して出たFCY(フルコースイエロー)中にスピンをしてしまいこれがペナルティの対象になりました。ただ、ここまで広げていたギャップのおかげでペナルティを消化してもまだトップを明け渡さずにすみました。ですがこの後85周目にドライバー交代のピット作業にペナルティ判定を受け、このレース2回目のドライブスルーを実行しましたが、今度はその際にピットレーン速度違反を指摘され再びドライブスルー。さすがに合計3度のペナルティは大きく90周目にトップを明け渡すことになりました。105周目に最期のドライバー交代を実施しファステストを記録するハイペースで追い上げましたがビハインドは大きくST-1クラス2位でチェッカーを受けました。

決勝 Aドライバー 井田選手
残念です。ペナルティ3回で、あの順位なので、それなかったら、いい勝負だったでしょうね。(2回目の時のピットレーン速度超過は、何か原因が?)まぁまぁまぁ、単なるケアレスミスですよ。その点も含めて、もうちょっと気を引き締めていかないとダメですね。それがあれば戦えるんでね。金曜日にアクシデントがありましたが、すっかり元どおりになっていて予選も決勝も、車の内容は良かったと思います。次回、頑張ります!
(スピンした)スプーンでは、そんなに大したことではないんですけど、FCYのタイミングでちょっと引っかけちゃいまして。

レースは上位陣にペナルティがでて終盤まで接近戦となりましたが、最後のスティントでトップに立ったST-X #33Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3が逃げ切り総合優勝。2戦連続のポールトゥウィンとなりました。

第2戦 応援ありがとうございました、無事完走しようやくスタートを切ることができました。レースの結果は残念でしたが、内容は競争力のあるスピードを持つことが確認できたので、あとは焦らず実行していけばチャンスも巡ってくるかもしれません。次回は6/5~7の富士24時間レースです。長丁場となりますが引き続きの応援よろしくお願いいたします!


公式リザルト
https://supertaikyu.com/race/files/result/2026/2026r2_fin.pdf
公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=976OI-Axp4g

チームレポート
https://supertaikyu.com/teamrelease/files/ktm_2026_r2.pdf