ENEOS スーパー耐久シリーズ2026Empowered by BRIDGESTONE
第3戦 富士 24時間レース

■レース概要
開催場所:富士スピードウェイ
開催日:予選6/5 fri 決勝6/6 sat ~ 7 sun

■オベロン スポンサーチームの結果
#2シンティアム アップル KTM

予選 ST-1 1位 総合8位 3'29.888(A+B合算タイム)(曇り/ドライ)
決勝 ST-1 2位 総合36位 643周(曇りー雨/ドライーウェット)

スーパー耐久の一つのヤマ場であるこのレースはポイントが多い(24時間レース1位45p、2位30p)(4時間レース1位20p、2位15p)のでシリーズを戦う上でも重要なレース。ちなみにスーパー耐久はチェッカー優先のためコントロールラインを通過しないと順位はつきません、また周回数はクラストップの70%を越えていることが必要です。ずっとトップを走っていても終了直前のトラブルでチェッカーを受けられなかったり、チェッカーを受けてもトラブル対応が長くて走行時間の不足で順位がつかずノーポイントになることがあります。
また長時間なので登録ドライバーは2名増やせて6名までOKです(当然他チームとの重複は不可です) #2シンティアム アップル KTMはレギュラーのA,B,C,D4名に加え、Eドライバーに今年もプロの小林選手がエントリー。今回Aドライバーは3時間36分の走行が必要です。通常の25%から15%に緩和されています。
基本市販車ベースで24時間走るだけでも大変ですが、ライバルとの競い合いがあるために技術とノウハウが試される場であります。簡単に言うと最後までなにがあるかわからないレースなのです。

<6/5 予選>
開幕はトラブル、第2戦ではペナルティで勝負権を失ってしまいましたが、スピードは健在で開幕から連続ポールポジションを獲得している#2シンティアム アップル KTM。今回も好位置から発進しレースを有利に運びたいところですが、まずはミス無くレースを走り切る事を目標にかかげレースウィークに突入しました。
台風の影響で水曜の走行はキャンセルされましたが木曜から走行開始、開幕からのトラブルは解消しておりアマチュアドライバー2名の習熟を中心の走行でした。プログラムは順調に進みましたが、この日の走行後のメンテナンスでトラブルの予兆を発見。念のためトランスミッションを交換して金曜の予選に挑みました。
金曜午後からの予選ではAドライバーではライバルが僅かに上回りましたが、Bドライバーは富士24時間レースでの自己ベストを記録し合算タイムの予選はクラス1位。レギュラーのC,Dドライバーは順調に好タイムを記録し、富士ではお馴染みとなったEドライバーも決勝を見据えた仕上がりです。連続ポールを継続しましたが重要なのは決勝、特に24時間レースではここ2年ばかりトラブルに苦戦しているので気を引き締めて臨みます。
予選 渡邊エンジニア
あまり今回はですね、振り返るというほどの大きなことはやっていなくて、ここ数年、まともに完走できていなくて、タイムがどうのこうのとかより確実に完走することにフューチャーしていって、どちらかというと振り切ってセットアップしたとか、そういうのはほぼないです。なんで、そこは平和でした。ただ、昨日、ミッションオイル交換する際に、なんか混ざっていて、一応念のためにミッション交換したんで。それが11時とかで(苦笑)、まぁ今日じゃなくて昨日で良かったというのはありましたけど。それぐらいですね、比較的、平和に進んでいます。車とかドライバーの習熟、いろんなものの準備は順調です。結局、数年前までは毎年勝っていたのに、それができていなくなっちゃった理由は単純に、普通のレースができていないというのを、ひしひしと感じていまして、まず今回はノーミスで、ノートラブルで、まずはゴールまで行くと。で、基本的にその段階で、レースが続いて、日没の後、日が出てからが勝負だと思っているので、そこまで無事に行くというのが今回の最大の目標です。

<6/6~7 決勝>
昨日からの曇り空が広がる富士スピードウェイ、土曜だけでも3万を超えた観客が見守る中定刻の15時に24時間レースが幕を開けしました。#2シンティアム アップル KTMのスタートドライバーはアマチュアドライバー、プロが操るライバルと序盤に順位を入れ替えますがペース良く追走、途中スピンをはさんでも1スティントで30秒ほどのビハインドに収めました。連続走行となった2スティント目には、ライバルもアマチュアドライバーに変わったこともありその差を逆転し30秒ほどのギャップを作って子のスティントを終えもうひとりのアマチュアドライバーにバトンを渡しました。
上々の滑り出しでしたが3スティント目に入って10周ほどで突如ペースダウンし緊急ピットイン。ABSセンサーにエラーが出たためでしたが電装系ゆえトラブルシュートに苦戦、2度ピットイン・アウトを繰り返すなどトラブル解消までに約70分程費やしてしまいました。しかしまだナイトセッションも始まったばかり、残りは20時間近くもあるため気を引き締めてコース復帰です。
夜間はプロドライバーを中心にローテーションを組み安定したペースで周回しています。このまま夜間を乗り切れるかと思われた矢先、丁度深夜0時を回ったところで2度目のトラブルが発生し万事休す。昨年同様のベルトトラブルが発生し今回はエンジン交換を実施。2時間半ほどでコースに復帰すると何事もなかったかのような良いペースを取り戻しました。レースはようやく折り返しを迎えるところです。その後明け方にはこのレースでのファステストラップを記録する等スピードを発揮し、午前や終盤の雨にも危なげ無く対応し無事2位でフィニッシュしました。トラブルを克服して2位完走は素晴らしい結果ですが、前半はもちろん後半12時間においてもペース良く、アクシデントやペナルティも無い良好なレース運びだったことを考えるとトラブルが非常に残念だったのではないでしょうか。シリーズ後半戦はしっかり走り切りまずは1勝、なんとか流れを取り戻したいところです。
決勝 Bドライバー 加藤選手
ABSのエラーが出て、ブレーキがまったくロックするようになっちゃって、はい。それで四脱じゃなく、コースアウトを何回かしちゃったんで。で、それに時間がちょっとかかっちゃいましたね。2回目はオルタネーターが壊れてエンジンを載せ替えました。こんな年もあります、まともにレースできていない。メカさんに直してもらって、次、頑張ります。シリーズよりも、まずちゃんとレースしないと。

レースは上位陣がアクシデントやトラブルで脱落していく中、ST-Xの#81DAISHIN GT-Rと#23TKRI松永建設AMGのマッチアップとなった終盤の雨にドライタイヤで粘った#23TKRI松永建設AMGが天候の回復とともに逆転、最後に猛追をうけましたがそのまま逃げ切り24時間レース2年連続の総合優勝となりました。

第3戦 も応援ありがとうございました。3日間で6万4千をこえる観客を集めるビッグイベントとなった24時間レース。このレースはやはり一筋縄ではいかないようです。対策はしているのですがトラブルに泣いたレースで、本来はもっと上で争そえた印象でした。次戦7/4-5のSUGO戦に向けしっかりフィードバックして臨み今期初優勝を狙います。応援よろしくお願いいたします!


公式リザルト
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チームレポート
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