ENEOS スーパー耐久シリーズ2026Empowered by BRIDGESTONE
第1戦 もてぎスーパー耐久

■レース概要
開催場所:モビリティリゾートもてぎ
開催日:Race1 3/21 sat 予選/決勝
    Race2 3/22 sun決勝

■オベロン スポンサーチームの結果
・ST-1 #2シンティアム アップル KTM

Race1予選 ST-1 1位 総合6位 3'50.255(A+B合算タイム)(晴れ/ドライ)(B.dr R 1'54331)
Race1決勝 ST-1 DNF 24周(晴れ/ドライ)
Race2決勝 ST-1 DNF 80周(晴れ/ドライ)

2026シーズンも引き続き、KTMクロスボウGT-XでST-1クラスを戦う#2シンティアム アップル KTMは、Aドライバー井田選手(アマチュア)、Bドライバー加藤選手(プロ)、Cドライバー高橋選手(アマチュア)、Dドライバー吉本選手(プロ)のレギュラーに加え24時間では小林選手が今年も参戦を予定し、昨年手放したシリーズタイトルの奪還を目指します。2026もライバルの#47 D'station Porsche 992との一騎打ちとなりますが、この強力なライバルに対しチームワークと熟成の進むKTMで対抗します。 しかしハイアベレージゆえロードカーを競技車に仕立てて戦うKTMは、昨年までもレース中にトラブルを抱えることもありました。ライバルに負けているとは思いませんが無事これ名馬を実践していきたいところです。
今年のもてぎも土日決勝の2レース制なのですが、今回はST-1とST-Xは2日とも決勝があるダブルヘッダー、当然ポイントもフルにつくので気の抜けない開幕戦です。どちらも3回のピットイン義務のある4時間レースで、Aドライバーの走行時間は一時間以上となります。リペアエリアが設けられるのでピットまで戻れないトラブルでもレースに復帰出来るチャンスがあります。

<3/21 予選>
昨年末からレーシングコース開業以来の路面全面張り替え工事が行われ、見た目にも黒々としたコースはうねりなど無くタイヤへの馴染みも良い素晴らしいコンディション。事前の公式テストでもレコードに匹敵するタイムも出ており予選のタイムに注目が集まります。木曜の専有走行でプロドライバーによる車の確認を行いましたが、この段階で昨年の予選タイムを塗り替える勢い。金曜は雨でしたが天候の回復が予想される明日の予選決勝にむけたセットアップをまとめると、路面が乾いてきた最後のセッションでは再び昨年の予選タイムを更新し明日に向けた手ごたえを感じました。
翌土曜の天候は晴れ、朝8時のAドライバー予選が始まった時点では気温7度、路面温度は12度と肌寒いコンディション、慎重にウォームアップを進め4周目からペースアップ、昨年の予選タイムを更新しながらアタック、6周目に約1秒半縮めてピットに戻りましたが翌周ライバルのアタックが上回り惜しくも2番手。
バトンを受けたBドライバーはさらに鋭い走りを見せました。ウォームアップ後の1アタックでコースレコードを僅かに上回るとインターバルをとった2アタック目で昨年の自身の予選を2秒半、従来の記録を0.3秒更新するコースレコードを記録しクラストップ。AB合算タイムでもライバルを上回り開幕ポールポジションを獲得しました。
予選 渡邊エンジニア
初日というか練習走行日は、吉本くんしか来られなくて、ここで中古タイヤでいったんハーフタンクぐらいでバランス確認したら、もう去年の予選より速くて、うすうすは聞いていたんですが、これは路面の貼り替えの効果はでかいなと、想像以上に。下馬表では『タイム2秒ぐらい上がるんじゃないか』って感じだったんですけど、実際、初日からその感じが出ていたんで、昨日、雨降っちゃって、うち、ちゃんとドライ走っていないんですよ。なんですけど、今日の予選に向けては、やっぱり気温も上がるし、あと、それに合わせた車のセットをしてあったんですけど、昨日、確認できなかったので、若干心配だったんですけど、走ったら、やっぱりこの方向だった、って感じですね。あとは結局、燃費でどこまで行けるかっていうのがひとつで、あとタイヤがどう使われるかな、っていうところですね。路面が上がっている分、タイヤが変に減ることはないんですけど、燃費は悪くなっちゃんですよね、グリップが上がっている分。だから、そのへんのバランスが、今日のレースやって見えてくると思うので、明日に向けてそのへんのエンジンのマップだとか燃費は調整する必要があるかもしれません。

<3/21 Race1 決勝>
風はあっても過ごしやすく決勝スタート前には気温12度、路面温度は21度まで上昇しコンディションは良好です。午前に予選があったため少し遅い14時前にレースが始まりました。3列目ST-1のポールポジションからスタートの#2シンティアム アップル KTM はクラストップを快走。自己ベストを出しながらともにプロドライバースタートとなったライバルをジワジワと引き離し始めたのですが、17周目の5コーナーあたりからスローダウン130Rの手前のランオフエリアでストップしてしましました。
電気系のトラブルでエンジンが止まってしまい、再起動を試みるも始動せず積車でリペアアリアへ。ここで応急処置し本格作業はピットに自走でもどってからとなります。トラブルから約90分後ようやくピットでの作業にとりかかりました。この時点で規定周回をクリアするのは難しいのですが作業の手はとまりません。残り10分、ようやくトラブル解決の確認と翌日のRace2へ向けコースへ復帰、無念のチェッカーを受けレースを終えました。
Dドライバー 吉本選手
スタートする時に無線機が不調になって、ピットの声は聞こえるんだけど、僕の声はピットに届かない状態が続いて、ちょっとそのへんの問題はあったけど、車はすごく良くて。かといって47のペースは、もう確実にこっちよりも速かったので、まぁ、うまくそれまでバックマーカーを使いながら、差をちょっとずつ広げられたかな、と思うけど、突然、電気系のトラブルですけど、エンジンが完全に止まっちゃって。そこからなんとかエンジンルーム開けて、カプラーとか外れてないか、いろいろチェックしたんですけど、それでも見た目に何も問題なくて、ジ・エンドでしたね。やっぱり電気系でした。エンジンまわりのハーネスをスペアに交換したら、ちゃんと最後、チェック走行したんですけど、まともに走ったので、それは良かったですね。今日のレース終わる前に、それが解決したので、明日に向けてはまだ良かったと思いますけど、ただ、リタイアっていうのがいちばん痛いので、去年も1回ありましたけど、シリーズ考えたら、けっこう痛手かなと思います。幸いにも明日もう1回レースあるので、仕切り直しで行きたいと思います。

レースはST-X全車が一度目のピットを終えた段階で2番手に浮上した#31 DENSO LEXUS RC F GT3が 第4スティントで全車がピットを終えた時点で待望のトップに躍り出ると最終的には2番手以下に大差をつけ総合優勝を飾りました。

<3/22 Race2 決勝>
今大会の特別ルールで、連戦となったST-1とST-XはRace1のリザルトをもとにリバースグリット(順位を逆転させてスタート順とする)となったので、#2シンティアム アップル KTMは1列目ポールポジションからのスタートとなりました。気温19度路面温度21度と日差しがあると上着を気にしなくてよいコンディション、ホールショットをとるとST-Xクラスのスピードを利用し序盤からライバルとの差を広げていきました。昨日のトラブルは解決済みのようで申し分のないスピードを発揮しています。
スタートから1時間、ギャップが約90秒まで広がったところでライバルの#47 D'station Porsche 992が先に動き1回目のピットイン。コースレコードに肉薄するタイムを連発した#2シンティアム アップル KTMも2周後にピットイン、ライバルの前でコースに戻れる計算でしたがスターターにトラブルで1分以上のロスとなってしまいアウトラップでトップを明け渡すことになりました。その後SC(セーフティーカー)が入ったこともありギャップは約10秒、ここからプロが操るライバルに対しアマチュアが担当すの#2シンティアム アップル KTMが粘り20周で16秒差に踏みとどまりました。残り1時間半目前に2度目のピットインを迎えますが今回もタイムロス、コースに復帰しますがタイムが伸びずに10周ほどで再びピットにもどってきました。ギアトラブルのようで応急処置の上残り43分でコースに戻りますがスピードは取り戻せず3周でピットイン。序盤ファステストタイムを記録するスピードを見せましたが、残念ながらこのままレースを終えることになりました。
Cドライバー 高橋選手
もう、ボロボロ(苦笑)。バサバサバサって回転が上がらなくなって、最終的には。原因はギヤボックス。昨日は電気代払ってなかったので止められて。スピードはあるんだけど、しょうがない、次で巻き返します。


レースはクラス4番手からスタートした#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3がレース折り返しを前にトップに迫ると続く第3スティント逆転、そのままトップを守りきり総合優勝となりました。

開幕戦応援ありがとうございました、2026年シーズンがはじまりました。充実の体制で臨んだ開幕でしたが、想定外の展開に悔しい船出となりましたがこれもレースです。しかもシーズンはまだ始まったばかり。しっかりと対策をとり強いライバルにチャレンジの精神を忘れずに挑みます、皆様の応援が力になります、今シーズンもご注目ください。ヨロシクお願いいたします!次戦は得意の鈴鹿で4/18~19開催です!


公式リザルト
Race1

https://supertaikyu.com/race/files/result/2026/2026r1_fin-ra1.pdf
Race2
https://supertaikyu.com/race/files/result/2026/2026r1_fin-ra2.pdf
公式チャンネル
Race1
https://www.youtube.com/watch?v=qiMRZeAPETY
Race2
https://www.youtube.com/watch?v=s69S74U8V90

チームレポート
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