スーパー耐久シリーズ2023　第6戦レース結果のお知らせ

ＥＮＥＯＳ スーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE
第6戦 スーパー耐久レースin岡山 (3h×2レース)

■レース概要
開催場所：岡山国際サーキット
開催日：2023年10月21(土)～22日(日)

■オベロン スポンサーチームの結果
・ST-1

＜10/21 予選＞
レースウイークの岡山国際サーキットは肌寒く金曜午後の練習走行からは雨が降り始めてしまいました。土曜はくもりで予選はドライコンディションになるかと思っていたところ突然の降雨、開始前に雨があがるととたんに雲が切れたため、予選中には路面は乾いて行くと思われますが予選最初のAドライバーはかなり難しい路面状況でのタイムアタックとなります。#2シンティアム アップル KTMはドライタイヤでコースイン、滑りやすい路面を果敢に攻めST-Xに食い込むタイムでAドライバートップ。その後路面はどんどん良くなりBドライバーもトップタイムを記録し合算タイムで予選1位、ポール獲得で２ポイントを加えました。

＜10/22 決勝＞
昨日までとはうって変わって素晴らしい秋晴れとなった決勝、２つのグループに分け午前と午後に１レースずつ行われる第６戦の決勝。ST-1が走るグループ1は13時30分スタート。定刻通りに綺麗なローリングスタートでレースが始まりました。ホールショットを奪ったのは＃47 D'station Vantage GT8R、トップに立つと快調に飛ばしますが#2シンティアム アップル KTMも必死に追走し一周＋0.5秒ほどにおさえています。１時間を経過した40周目＃47 D'station Vantage GT8Rが先に１回目のピットイン、#2シンティアム アップル KTMも続いて翌周に１回目のフルサービスを実施、ここでピット作業を短時間にまとめることに成功しライバルの17秒ほど前でコース復帰。ストレート1本分の差を付けましたが、その後少しずつ追い詰められ50周を目前に逆転されてしまいました。
次に動いたのは#2シンティアム アップル KTMが先でした。残り１時間でドライバー交代し給油だけで今回はタイヤ交換無し最低限のストップでコースに復帰、約1ラップの差が付いていましたがベストタイムを更新しながら追い上げ開始。残り１時間を切った77周目に＃47 D'station Vantage GT8Rが２回目のピットを終えコースに戻ると#2シンティアム アップル KTMは２４秒後方まで近づいていました。そこから毎周1~2秒ずつギャップが縮んでいき、残り23分の94周目ストレートでは引き離されましたが１コーナーのブレーキングでついに#2シンティアム アップル KTMがトップにたちました。ここから終盤にむけバトルの始まりかと思われましたが、＃47 D'station Vantage GT8Rはその周にピットにもどってしまいました。どうやらステアリング系のトラブルの模様で、チャンピオン争いが危ぶまれましたがラストラップにコース復帰。#2シンティアム アップル KTMは安全にペースをコントロールしながらトップチェッカーを受け最終戦のチャンピオン争いに駒を進めました。

総合優勝は、ST-Xクラスの＃14中升 ROOKIE AMG GT3が初ポールからの今季３勝目、クルマへの理解が深まりようやく思った通りのレースができる様になってきたとのこと、チャンピオンを取るために最終戦もしっかり走り切りたいところです。

第6戦応援ありがとうございました。非常に拮抗した争いの中最後はライバルのトラブルに助けられてしまったような結果となりましたが、次戦富士ではしっかり勝ちきりシリーズ三連覇を手にしたいと頼もしい言葉もでるくらい優勝にむけた強いモチベーションを感じます。最終戦は11/11～12晩秋の富士スピードウェイ。今季をしめくくる闘いへ応援ヨロシクお願いいたします！

公式リザルト
https://supertaikyu.com/race/files/result/2023/2023r6_fin-gr1.pdf
公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=4WZVaRF38Ys

■ST-1決勝(Rd-5 MOTEGI)